SPAM対策の設定
SpamAssassinを利用するとメールサーバーに届いた迷惑メール(SPAM)を自動で判別して振り分けることができます。
- 設定方法
- .procmailrcファイルを手動で設定している場合はバックアップを取ってから削除する。
- Userminにログイン
Userminの入り口は会員専用ページの中にあります。
- 「メール」→「Spamassassin Mail Filter」を選択する。
- 「Setup Procmail For SpamAssassin」をクリックし、そのまま「Setup
Procmail For SpamAssassin 」ボタンを押す。
以上の操作でSpamAssassinが有効になり、SPAMと判定されたメールは別の場所に格納され、メールボックスには入らないようになります。
- 日々の運用
SPAMの判定は機械的に行うためSPAMではない普通のメールもSPAMと誤認識されることがありますので、SPAMとして振り分けられたメールをときどき確認する必要があります。
SPAMと判定されたメールは30日後に自動的に削除されます。SPAMと誤認識された普通のメールも30日経過すると削除されますのでご注意下さい。
「SpamAssassin」のメニューから、「Spam Mail」を選択すると、過去に到着したSPAMと認識したメールを見ることができます。
このうち、SPAMではなかったメールはチェックを入れ、「Move to:」ボタンを押すとメールボックスに戻さます。
「Report Ham」をクリックすると、そのメールはSPAMではないと学習し、次回からは誤認識の確率が低くなります。
SPAMと思われるメールはチェックを入れ、「選択されたメッセージを削除」ボタンを押して削除してください。
「Select all.」をクリックすると全てのメールを選択できます。
「Report Spam」(又は「Delete Spam」)ボタンを押すと、そのメールはSPAMであると学習し、次回からは誤認識の確率が低くなります。
- メール転送の設定方法
.forwardファイルでメール転送の設定がされていると、SpamAssassinを有効にしても全てのメールが転送されてしまいますので、メール転送の設定をしている場合はUserminの「メール」→「メール転送」で転送の設定を解除してください。(「プログラム IFS=' ' && exec /usr/bin/procmail -f- || exit 75 #~/Maildir/」の行は削除しないでください)
SpamAssassinでSPAMと判定されなかったメールのみを転送する場合は、.procmailrcファイルでメール転送の設定を行います。
- Userminにログイン
- 「メール」→「Procmail Mail Filter」を選択する。
- 「Manually edit configuration」をクリックする。
- ファイルの最後に
:0
! 転送先アドレス
と記述する。
- 「保存」をクリックする。
メールを他のアドレスに転送して、メールサーバーにもメールを残す場合は、.procmailrcファイルに記述する「:0」の行を「:0c」に変更してください。
- SpamAssassinの解除
SpamAssassinの利用を停止する場合は、Userminの「メール」→「Procmail Mail Filter」で「Select all. 」をクリックして「Delete Selected Actions」をクリックしてください。
それと、Userminの「メール」→「メール転送」で「プログラム IFS=' ' && exec /usr/bin/procmail -f- || exit 75 #~/Maildir/」の行を削除してください。(元から無い場合もあります)
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